よく見る一部だけカラーのモノクロ写真。今日の記事は、あれをPhotoshop CC 2020を使ってやる方法です。
やり方は何通りもあります。
- クイック選択ツールを使ってマスクを反転
- オブジェクト選択ツールを使ってマスクを反転
- ブラシツールを使ってカラーにしたい部分を塗る ‥など
カラーにしたい素材と背景がわりとハッキリしていたり単純な形だと、選択ツールを使えばほぼ一発で選択してくれるので一番簡単なのですが、わりと複雑な形などだと、微調整が必要になります。この調整が初心者さんにはなかなか難しく、うまくいかなくて困っている方もいるのではないでしょうか?
方法は簡単なのに選択ツールが思うように使えなくてうまくいかない‥という方はブラシツールを使ってチャレンジしてみてください!
ブラシツールを使って画像の一部だけをカラーにする方法
今回はこの画像を使って実際にやっていきたいと思います。
蝶々だけをカラーにしていきたいと思います。
①白黒の調整レイヤーを作る
右下アイコンから「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックして白黒を選びます。
白黒レイヤーが追加されて、画像も白黒になりましたでしょうか?
②描画色と背景色を設定する
次に、左端のメニューバーから描画色と背景色を設定します。
描画色‥黒(#000000)
背景色‥白(#ffffff)
としてください。
③ブラシツールで塗っていく
白黒のレイヤーが選択されていることを確認したら、ブラシでカラーにしたい部分を塗っていきます。この時に画像の大きさに合わせてブラシの大きさを変えてくださいね。
こんな風に塗ったところがカラーになります♪
面積が大きい部分はブラシサイズを大きくして一気に、細かいところはブラシサイズを小さくして塗っていきましょう。
もし塗りすぎて色がはみ出してしまっても大丈夫です。ブラシの色を白に変えてカラーの部分を塗れば白黒になります。
いちいち色を変えたりブラシのサイズを変えたりするのが大変なので、ショートカットキーを覚えておけば便利です♪
描画色と背景色の切り替え‥X
ブラシサイズを小さくする‥[
ブラシサイズを大きくする‥]
拡大‥Ctrl + +
縮小‥Ctrl + –
触覚など細かいところもブラシを小さくして塗っていけばほぼ完成です。
④白黒の度合いを微調整する
このままでも良いのですが、白黒の濃淡を変更することもできるので、好みの雰囲気に仕上げてください。
右側のパネルのレッド系などと書かれているグラフ?の下にあるつまみを左右に動かすと白黒の濃淡が変化します。
レッド系を動かすと元画像で赤系の部分の濃淡が変化します。グリーン系だと元画像で緑だった部分が変化します。
⑤完成
書き出しをして完成です!!
選択ツールを使うより塗り絵感覚で出来るので簡単ですよね♪
まとめ
今回はブラシツールを使って画像の一部をカラーにする方法をご紹介しました!
おさらいします。
- 白黒の調整レイヤーを追加
- 描画色を黒、背景色を白にする
- カラーにしたい部分をブラシツールの黒でぬる(白黒にしたい場合は白でぬる)
- 書き出しをして完成
以上です!
私も選択ツールの調整が苦手なので、選択ツールだと難しくて出来ない!という方のお役に立てれば幸いです♪
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